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僕の社畜時代 |
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社畜という言葉はいつ生まれたんでしょうかね。Wikipediaで調べてみたところ、言葉の考案者は小説家の安土敏(本名・荒井伸也)で、広めたのは評論家の佐高信と言われるとのことで、正確には分かりませんが、21世紀に広まった言葉だと思います。
バブルが弾けた後も日本人は、そのうち景気は元に戻ると夢見がちなところがあったと思うのですが、90年代が終わり、21世紀となっても良くなる気配もなく…。
それでもひたむきに…というか、自分の意志など何もなく企業に尽くす姿は、正に社畜ですね。なかなか良い言葉だと思いますよ。意志がなければ家畜と同じですもんね。社畜という言葉は、正確な表現だと思います。
僕はバブル崩壊後の氷河期世代ですが、高卒でフリーターをやってました。バイト先は商社だったんですが、会社名は伏せますが、一部上場企業で、バイトとはいえ、無遅刻無欠勤で真面目に働いてましたから、正社員にならないかと誘ってもらえましたよ。
90年代の中頃は、まだ景気が良かったんですよ。いや、悪いにしても社会の懐が深かったというか、まだ多くの人が希望を持ってたからでしょうね。
フリーターでも問題はなかったのです。もしここで就職していたら、どうなってたかなぁ…。現場主任ぐらいにはなってたかも知れませんね。安月給でフツーに生きてたと思われます。多分、結婚もしてたでしょうね…。
なぜ就職しなかったかというと、仕事がつまらなかったからです。高卒フリーターに勤まるような仕事が面白いわけありません。倉庫内での単純作業です。
もう少し責任ある立場になって、世の中の流通の一角を担っているということを理解できれば、やりがいも出てきたのかも知れませんが、当時の僕にそんな忍耐力はありませんでした。まぁ、今でもそんなもんはないですけどね…。
そんなわけで、もっと楽しい仕事に就きたいと考えた僕は、自分の得意分野を生かそうと思い、デザイン事務所に就職しました。子供の頃から絵画が上手だったのです。ド素人なりに作品を作って、ファイルにまとめて何社も面接を受けて、ようやく採用されました。
場所は御茶ノ水です。デザイン事務所がひしめき合っている土地で、高いレベルで仕事が出来ます。一部上場企業から直で仕事を受けていたので、デザイン事務所としては、まぁまぁしっかりしている会社だったと思います。我ながら、この時は真面目に就職活動しましたね。
しかし、これで順風満帆と思った矢先、デザイン事務所というものが、凄まじいブラック企業だということに気付かされます。広告業界そのものがブラックなのです。とにかく寝る時間がない…。帰りは毎日終電…、徹夜もしょっちゅうしてました…。
何より辛かったのが、社長がキチガイで、毎日パワハラされていたことです。徹夜明けでボロボロの状態なのに、「お前の仕事が遅いから、電気代がかかってしょうがない」と言われたことは、今でも忘れられません…。でも僕以外の社員もみんな苛められていたので、なんとか耐えていました。
僕はこの社長をよく観察するようになっていました。とにかくいつもイライラしている人でした。デザインがアナログからデジタルへと移行してしばらく経っていました。
この社長はMacが使えません。この程度の仕事であれば、これぐらいの時間で終わるという予測が出来ないのです。バカ営業の典型です。自分の無能を内心自覚しているから孤独なのです。
社員としては、振り回されたり、理不尽なことを言われるのは、取引先の人だけで十分なのです。内部の人間が仕事を引っ掻き回して、効率を下げているのですから、そりゃ徹夜にもなりますよ。
取引先の期待に応えたい、でも自分にはそんな能力がない、社員を恫喝して何とか仕事をさせる…、その繰り返しです。
僕はこの社長を観察しながら、「この人は一体何なのかな…」と思っていました。きっと若い頃は、なりたい自分というものがあったはずです。それがこんな姿ではなかったはずです。
こんな醜い人間になってまで、人に忌み嫌われ、それでも仕事をする意味があるのかな…と、当時、僕はまだ24歳でしたが、若いなりに思いましたね。
結局、体調を崩して退社することになるのですが、無職の身となって、あれこれと考えていました。「人は何のために働くのだろう…?」と。 |
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社畜を脱出、自由のために! |
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身の上話になりますが、僕の父は自分なりに一生懸命働いてきたつもりでしょうけど、全くもってつまらない性格で、良く言えば真面目なんですが、家族は放ったらかし、母からは全く無視されて、哀れで孤独な老後を送っております。
毎日往復4時間かけて通勤してたんですよ。その末路がこれです。
兄はというと、僕と違って堅実で、某超有名自動車会社勤務で、リストラされない限りは安泰だと思います。
しかし、しょっちゅう転勤させられてるし、車屋なのに携帯販売のノルマがあって、僕と母も一時は協力してやってたのですが、図々しいので家族の仲にも亀裂が入ってしまいました。嫁子供にも陰口叩かれて、バカにされ始めてます。着実に父に似てきてますね。
本来、愛すべき家族を幸せにするために働くはずなのに、家族を含めたあらゆるものが、仕事のための存在になってますよね。
人はよく、「仕事なんだから仕方がない」という決まり文句を言います。遊びに誘われても、「仕事だから」と言えば相手も引き下がります。仕事ってなんなんでしょう?そこまで大切なものなんですかね?
ネットでもリアルでも、副業を持って、それがうまく回転すれば、大きな心理的余裕が生まれます。万が一本業がダメになったって、副収入があれば、ビクビクすることもないです。結果的に本業にも良い成果をもたらすと思いますよ。
もしかして、「副業の方で独立できるのでは?」なんてのもアリです!
僕は現在、社畜からは脱出して、かなり自由な生活をさせてもらっています。平日の昼間に趣味のテニスを楽しんでいます。
本業のデザインの仕事は拘束されるので、徐々に仕事を減らし、ネットビジネスの方に力を入れており、独立当初とは本業副業の比重も逆転してしまいました。
人に拘束される本業の仕事量を減らし、自分の好きに出来る副業のネットビジネスに力を入れるのは、僕にとっては極めて自然なことです。
最終的には完全な時間的自由を手に入れたいと思っています。やりたい時にやりたいことをやる。それで何不自由なく生活する。目標はそれですよ。ネット副業には、それを実現できる可能性があるんです。
重要なのは、僕と同じく自由な人が増えてほしいということです。僕だけ自由だってつまんないですからね。
平日の昼間に、「ちょっと今から京都行かない?」とか言って、「お、いいね。新幹線のチケット取っとくよ」なんてやりとりが出来たら最高じゃないですか。仕事のために大切な事を犠牲にするより、ほんの一時がんばって、自由を手に入れましょうよ。
ずいぶんと長くなりましたが、こんな僕の叫びを最後まで聞いてくれた方、本当にありがとうございました。僕と一緒に自由のためにがんばりましょう! |
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ネット副業を始める前に
僕の社畜時代
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