ネット副業錬金術
   
スパム対策
「検索エンジンスパム」と呼ばれており、GoogleやYahoo!等の検索エンジンにおいて、サイト内に何らかの仕掛けを施して、不正に検索順位を上昇させることを、「スパム行為」と言います。もちろん上位表示するための仕掛けを考えることは重要なんですが、それがサイトの質を向上させることで得られる結果であれば、問題はありません。

しかし大手のロボット検索エンジンの場合、クローラー(ロボット)と呼ばれるプログラムが、WWW(ワールド・ワイド・ウェブ)上にあるWebサイトを巡回して、検索結果の順位を作成します。プログラムには、いわゆるサイトの良し悪しを本当の意味で決定する、人間の感性に当たる部分がありません。音楽を聴いたり、絵画などを見て、いいなぁと思う感覚のことです。

それゆえに、規則的にしか物事を判断できないため、サイトの質とは関係ない部分で細工をすることによって、検索結果の上位表示が可能になってしまいます。そんなサイトが検索結果の上位に表示されてしまうことを防ぐために、ペナルティを与えるというわけですね。ちょっと抽象的な解説になってしまいましたが、下記で、やってはいけないスパム行為の具体例を挙げていきます。分かりやすいところから解説していきますね。
 
スパム対策は優先して意識しよう
当コンテンツ「SEO対策」において、「スパム対策」を他のページよりも前に持ってきたのは、いくらSEO的に有効な対策を施したとしても、スパム行為をやってしまっては台無しになってしまうからです。

「どうすればSEO的に有効なのか?」よりも、「どうしたらSEO的に不利になってしまうのか?」を優先的に考えた方が、大ケガしないで済みます。一番怖いのは、無意識の内にスパム行為に該当している場合です。実際にSEO対策を行う前の状態では、意味が分からない部分もあるかと思いますが、気に留めておくようにして下さい。
 
文字の表示におけるスパム行為
 
文字の色を背景と同じ色にする

これは、そのページにおける重要なキーワードの詰め込みに利用される手法です。例えば「副業」というキーワードで検索結果の上位に表示させたい場合「副業」という単語を、そのページのあちこちで使えば評価が高まるわけですが、キーワードの出現率を高めるためだけに文章的な意味合いもなく「副業」という単語を羅列してしまうと、見た目には良くありませんよね。そこで閲覧者には見えないように背景と文字を同色にして、クローラーにのみキーワードと認識させる手法であり、スパム行為に当たります。
 
文字を極端に小さくする

これもキーワードの詰め込みに利用される手法です。人間の目には読めないほど小さな文字であっても、クローラーには認識されるため、見た目には目立たないようにキーワードを羅列することも可能になってしまいます。これもスパム行為と見なされます。
 
alt属性によるキーワードの詰め込み

画像は「alt属性」を設定することで、クローラーにキーワードと認識させることが出来ます。下記画像にカーソルを当てると、タイトルと同様の文字が表示されますよね。

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alt属性を設定していない画像の場合、カーソルを当てても何も表示されません。これを悪用してalt属性に極端にキーワードを詰め込んだり、HTMLの体裁を整えるために無色透明の1×1ピクセルの「スペーサー」という画像を使用することがあるのですが、スペーサー自体は視覚的には判別できないにも関わらず、無意味にキーワードを詰め込んだりする方法です。これもスパム行為と見なされます。
 
CSSを利用したスパム行為
 
CSSとは「Cascading Style Sheets」の略称でHTMLの体裁を指示した仕様のことです。当サイトの文章も全てCSSによって制御されています。これからホームページを作ろうと思っている方は、頭の片隅にでも入れておいて下さい。
 
CSSで文字を見えないようにする

これは見えないというより、見えない位置に表示させる手法です。CSSを利用すると、とんでもない位置に文字を表示させることも可能なので、閲覧者には見せずクローラーにのみキーワードと認識させる方法です。スパム行為と見なされます。
 
<h1>タグなどのHTML指定の文字の大きさをCSSで変える

<h1>から<h6>までは見出しタグと呼ばれ、検索エンジンによって重要視されるというのが通説ですが(トシは非常に疑問視している)、通常<h1>タグは、かなりのデカ太文字で表示されます。こんな感じで↓

デカ太文字だよん(ФзФ)

これをCSS指定によって、体裁をコントロールできます。見出しなのに見出しに見えないように小さく表示することも可能です。現状では問題ないようですが、今後スパムになる可能性があるとのこと…。
 
その他スパム行為
 
タイトル、metaタグへのキーワードの詰め込み

ページタイトルは検索エンジンが最も重要視する部分ですが、ここに大量のキーワードを詰め込むのは止めましょう。またmetaタグも同様です。当サイトのトップページは下記のようにキーワードを設定していますが
<meta name="keywords" content="ネット,副業,副収入,錬金術,給料,稼ぐ">
ここに大量のキーワードを詰め込んだりするとスパム行為と見なされます。ページ内容と脈絡のないキーワードを詰め込んだりすると、同様にスパム行為と見なされる可能性がありますので注意して下さい。
 
リダイレクト

サイトの引越しをした際「URLが変わりました。○秒後に自動的にジャンプします」といった、よく見かける手法がリダイレクトです。この方法で、多くのページでリダイレクトを行って、特定のURLへ誘導する行為です。スパム行為と見なされます。
 
リンクスパム

その名の通り、不正にリンクを増やす行為です。例えば、無料サーバーでアカウントを取得しまくって、リンクだけ張った大量のページをアップするといった手法です。スパム行為と見なされます。
 
クローキング

クローラーと実際の閲覧者に見せるページを、別々に分けるという手法です。利用法によってはスパム行為と見なされます。これを行う場合、知識が必要になってきますから、無意識の内にスパム行為に該当してしまう心配はないと思います。ちょっと気に留めておけばいいでしょう。
 
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